December 30, 2003 15:26

 朝からは仕事をしないことを決め込み,だらだらとテレビを見ていたら,NHKで三島由紀夫の死ぬ前のインタビューみたいなのが出ていた.テンポよく話す彼の語り口は多くの人には心地よく聞こえるのかもしれない.しかし,本当に時折,何かのせいにして簡単に結論を導き出す部分があり,その部分に話している本人の信念があり,美学があるように感じた.そしてその部分には,あまり触れられたくないように他の主張と織り交ぜながら.普段なら"考えの浅い甘えた奴だ"で済ませるところだが,彼のその部分を会話に織り交ぜるタイミングとその分量に非常に洗練された巧妙さを感じ,危険だと思った.意識してそうやっているのではなく,本人がそう信じているのであればこいつは危ないというよりも危うい奴だなと思った.

 俺自身の体験からいうと,こういう輩はほぼ間違いなく自分の理解の範囲の内に現実を閉じ込めたがる.前述の配分バランスにもう少しずれていればただの馬鹿だが,バランスが良く馬鹿になれないのもまた困る.

 全国放送でこんなくだらんうじうじ野郎を出すとはまずいんじゃないか.印象も非常に良いうえ,ほとんどの人はトリックに気づかん.わかったように民主主義の限界に幻滅した口ぶりで,結局本人は自身の価値を衆愚主義に賭けている.まったくもってけしからん映像だ.いったいこいつは誰だろう?と思っていたらようやく三島由紀夫だっていうのがテレビでわかった.

 間違いなくあの放送でファンは増えるだろうし,番組制作者も相当入れ込んでいるように感じた.でも結論をあの思考は,俺にとってはもっとも恥ずべきことであって,とても考えを共有するする気にはなれない.でもそっちに走りたがる人の気持ちは良く理解できる.コンピュータの世界でいえばDNSポイズニングかな.技術的にもその効果も本当にそっくりだ.本当の自分の役割を現実の中から探そうとしないからなんだろうけど.落ちるというか堕ちていくのは本当に簡単.熱力学の第2法則だけが唯一の間違いのない真実といえる人間が導き出した科学の法則だが,その力と正確さをきついほど感じる.でも生きるのであれば,それすらも現実として受け止めなければいけないのだろうな.


December 29, 2003 07:06

 今年の読書量がトータルで7000ページを超えた.技術書,ビジネス書,社会科学,数学,物理,教育,etc.... 分野はまったく定まっていないが,とにかく自分が何かを積み重ねているのを知るために,去年から記録をつけはじめたが,その数字が結構励みになる.

 「寝る前に必ず30分は本を読む.そうすれば1年たてば180時間も新しい知識を入れたことになる.それをした場合としなかった場合を比べたら,絶対に自分に残る何かが違うはずや.」

お客さんの社長のうちのひとりがそう教えてくれた.その言葉を座右の銘に,自分なりに継続を心がけてきた.自身の中で何が成長したのだろう.

 今,自分が読んでいる本が,お客さんのところにもあった.社員さんに聞いたところ社長が読んでいるそうだ.帰宅して同じ本を読み進めてみると,あの社長の厳しさと温かさがどこからきているのか少しだけわかった気がした.私自身がどこまで読んだものを自分の中に吸収しているだろうか.彼と比較すると,内面的な部分を磨くのには,まだまだいろんな努力が必要なのだろう.


December 27, 2003 12:23

あさっての次はささってでよかった!

「時間軸と方言」

地域 二日前 一日前 本日 一日後 二日後 三日後 四日後 五日後
  一昨日 昨日 今日 明日
翌日
明後日
翌々日
明々後日
再明後日
-- -
北海道 - - - あした あさって やねあさって しあさって -
東北 おととい きのう きょう あした あさって しあさって
やのあさって
やのやのあさって
さらやのあさって
さあさって
-
東京以外の関東 - - - あした あさって やのあさって しあさって -
東京 - - - あした あさって しあさって やのあさって -
飛騨(岐阜)
三重
おとつい きのう きょう あした あさって ささって しあさって -
西日本 - きのう きょう あした あさって しあさって ごあさって ろくあさって

 中学生1年の時に担任の女が「あさっての次はしあさってだよ」との発言にクラスの生徒全員が猛然と「ささってだ!」と反発したのをよく覚えている.担任はまるで生徒たちが異星人であるかのように狼狽していた.

 鈴鹿高専に入学し,三重県全域そして滋賀県から学生が集まった.するとどうもささって派は三重県北部に偏っていることに気がついた.「ささって」という言葉を使うことをやや控えてきた.

 しかしここまでしっかり調べてくれてあるとありがたい.これで自分たちの方言に自信が持てる.


December 25, 2003 03:36

 本日はリンク修正のみ."日本は同時多発的に何かが起こるからせわしい"というのはPikus先生の言葉だが,なるほどと思う.


December 10, 2003 00:52

 "なるほど虚数"という理工系数学入門書を読んでいる.現実のシステムにおいて,急激な生産量増減や故障・不良品の発生などのイレギュラーな入力情報に対して,その変化の立ち上がりの状態をコンピュータで対応させた計算をさせるために,虚数成分が少なからず影響しているような気がする.自動車の運転には,2次の微分方程式を体で感じることができるが,生産計画や在庫計算に関しても現実にはトラブルがあっても,まさにdriveしなければならない.そして苦しみながらもそうなっている.そこには単なる実数だけの計算を超えたものが存在するのが感覚的にわかる.

 この本は入門書だが,"再入門書"としても非常にふさわしいように思う.著者は超伝導の専門家なので,この本の後ろのほうには量子力学のことまで出てきてしまう.それはそれで楽しみだ.心から良書と思うので,ぜひ高専生の皆さんにも読んでもらいたい.

 しかしどうも単振動の微分方程式というシンプルな部分が引っかかる.なんか違う気がする.非常に気になってここのところ読書の勢いが止まってしまっている...頭が良いわけではないので理解できないところが出てくると非常に困る.あぁ,困った...


December 6, 2003 01:58

具志堅用高記念館

http://www.chocchune.com/

さっきCBCの深夜番組で具志堅用高記念館が紹介されたのでアクセスしてみた.一通り見てからページを更新したところ,アクセスカウンタが4666から5389まで一気に増えていた.深夜なのにすごい.テレビの影響力はすごいなぁ...


December 6, 2003 23:33

バンクーバー空港のゲートでの出来事.

Toru: Hello.

Clerk: Hello.

Toru: Busy day, today?

Clerk: No, . . . Kind of slow...

Toru: That's good!

ゲートにいる暇そうな係員に対して最初からいきなり皮肉の利いた失礼なしょうもない会話であるが,向こうも大人.しっかり皮肉を理解して,ふたりで笑って世間話をしていた.俺のことを気に入ってくれた係員のおじさんは,Tシャツにジーパンのショーツ姿の俺にビジネスクラスのシートを用意してくれていた.その係員の独断で行った極上のサービスに気づいたのは飛行機に乗ってからのこと.お礼を言いたかったが言えなかった.チケットをもらったときに気づけばよかったのだが,経験が少なさからさりげないサービスに気づけなかったことが悔しい.エコノミークラスのところに俺の席がないのでえらく焦ったことや,日本人添乗員にチケットを疑われたりもしたが,広いシートに深々と沈み,いろんなワインを楽しめて,フォーブスを読みながら,一睡もしないのに気持ちよく過ごせたあのフライトは,間違いなく一生忘れることのできないよい思い出だ.

コミュニケーションの大切さを非常に感じる.

ちょっとのことで劇的に改善するコミュニケーション.ならばもっと大切にしても良いように思う.


November 24, 2003 02:13

Georgia's Shevardnadze resigns

 グルジアのシェワルナゼ大統領が自らの辞表への署名を進めているという.現時点のCNNのトップニュース.ソ連の外相時代からずっと政治活動を見てきただけに,なんとも心にぐっと迫るものがある.

 感慨に浸っている間にもう時代が動いた.もう辞任を発表したみたいだ.直前と直後のニュースをGoLiveの初めて使う機能で残せたことは後にきっと後悔しないだろう.

 うまくいっていないのもわかっていた.国民に理解されにくいのも感じていた.信念を持った強硬な姿勢が国民を脅かすのではないかと心配したこともある.政変の時代.まさに彼のこの15年は政変の波にもまれ,戦い続けた15年だったのではないだろうか.彼とともに戦った(元)同志達の誰も彼ほど長く激しい挑戦をしていないのではないだろうか.ゴルバチョフもレーガンもそしてサッチャーも.

 グルジア国民は幸せだ.彼以外の誰をもってしてこの時代にグルジア国民の誇りを守れただろうか?彼なくして今のこの国民の怒りのもとになる熱い心を持ちえただろうか?

 そして彼らは今後知ることになるだろう.彼らが楯突いた強大な壁が守ってきた大切なものが何なのかを.

 もしそうなったとしても時代は前に進まなければならない.それが時の残酷なところだと思う.

 シェワルナゼ氏の政治活動は非常に印象深い.ソ連時代においてはゴルバチョフ書記長を支え続けたことと,自らの辞任という政治的決断でもってゴルバチョフ大統領の賞味期限切れを全世界に知らしめたこと.グルジア大統領時代では,テロリストに襲われ顔面血だらけになりながらも怯むことのない力強い意思を持った目を見せたこと.もう何年前のことだっただろう.ひょっとするともう10年近く前かもしれない.それでもあのときのシェワルナゼ氏の目を忘れることができない.一生忘れることはないと確信できる.

 でもさすがにもう疲れたかなぁ...それでももし日本に協力してくれたなら,国防と外交において確かなる進展をもたらしてくれることは間違いない.氏の名誉と心を救うチャンスは今かもしれない.日本は今動くべきだと思う.キッシンジャーが東南アジアのどこだったかの国の顧問になったように.マレーシアだっただろうか...?

 とは言うものの,ここのところAP通信もしっかり目を通しているとはいえない状態なので,ひょっとすると見当違いなことが起こっているのかもしれない.賞味期限切れ?まさか?でもそういう反対的な視点を持って考えることよりも,こういうことに関する感覚がそうとう鈍っている平和な自分自身が恥ずかしい.


November 24, 2003 01:48

 偉大なるアンドリュー・ジャクソンの残した格言に感動していたまさにそのとき,携帯電話にAndrew Jacobsonからのスパムが届いた."ob"が"k"だったらこのスパムメールを奇跡と崇め,おかしな方向にいっていたかもしれないが,そうならずにすんだ.ぱっと見そのままだったのでめちゃくちゃびびったが,とても刺激的な笑いをいただいた.

単なる前例は危ない.それは権威を生み出す元になる.

アンドリュー・ジャクソン

 ここ連日仕事が深夜に及び明朝も早い.調査は困難を極めたものだが,解決の糸口が見えかけた.でもその瞬間,解決の突破口になるだろうポイントに向かってわき腹に押し付けたAK-47を力強く構えた気分になった.もう大丈夫.解決の瞬間を思う存分楽しもう.


November 20, 2003 23:02

 Visioは便利だなぁとひしひしと感じながら仕事をしていたが,同時に高専生時代にもっときちんと製図をやっておけばよかったと悔やむ.高専時代,製図は最大の難関で,起きているのが非常に困難だったのを記憶している.あの授業までは居眠りをするなんてことがなかったのに,いったいあの打ちのめされ方は何だったのだろう.

 本日はMicrosoftから郵便物が届いた.中身は印刷文字だが,宛名は手書きだった.こういうこともあるのだなぁとしみじみ思う.


November 18, 2003 00:06

 図書館で借りた本を大いなる興味を持って読んでいる.しかしながら非常に嫌気をさしながらも読んでいる.なぜならその本がタバコ臭いから.本を持つとその手にはヤニがつき,嫌な匂いがうつる.ページをめくれば強いヤニの匂いが顔に飛んでくる.指先に付いたヤニのせいで,キーボードやマウスを触ると,ネチネチとした感覚が伝わる.もう嫌過ぎる.非常に気持ちが悪い.

 図書館の本をこんなにも汚しても良いものだろうか?ヤニだから見た目にはなかなかわからないが,カバーをティッシュペーパーで一生懸命に拭くと,全面にヤニが付着しているのがわかる.ラッピングされたカバーだから拭くことはできるが,普通のページはそのまま紙の繊維や表面に付いたままとることはできないのだろう.きっといつまでも臭くネチネチしているのだろう.

 公共の書籍に対し,あまりにもひどい扱いではないだろうか?尿やつばが付いているのよりも性質が悪い.喫煙者の権利までを批判するつもりはないが,他人に迷惑をかけないことは最低限のマナーだと思う.図書館でもこういうことをいうこと自体が情けないだろうが,馬鹿な大人がいる限り,注意をしてもらいたい.

 不文律であるべきものが明文化され,少しずつ日本が自由でなくなっていく.モラルの低下に歯止めをかけられなくなっている国というのはそいういうものなのだろうか.


November 16, 2003 22:10

 本日は疲れた.まだ眠ってないし,迎えの車の中で寝るつもりだったが,仕事や先日の選挙や市議会の話でずっとしゃべりっぱなしだった.大事の仕事のほうは,依頼されていたことよりも実際の状況が相当ひどかったので相当な手直しが必要.システムを破壊せぬように,復旧と改善計画に努めたが,結構それこそが正解だったように思う.疲れのピークだが本屋に行って技術書を読もう.あまり時間がないなぁ...


November 16, 2003 04:29

 昨日となんら変わらない自分が今日いたら吐き気がする.明日にまた今日の自分を見ることになりそうなら,今日のうちに自分自身を叩きのめそう.日に新たに,日々に新たなり.やるべきことに集中しよう.

 明治維新の廃仏毀釈.昭和の軍国主義.そしてバブル崩壊.過ぎたるは及ばざるが如しという諺を,奢りによって繰り返してきた日本だが,奢りよりも情けないものが近づいてきている気がする.でも幾筋かの光も見えなくもない.

 武蔵丸引退は寂しい.


November 14, 2003 16:31

 本日はJ-Phone/Vodafoneで切り替わった日.メール関連が最初に言ってたことより1ヶ月くらいは遅れて進行しているようなきがする.なんだかVodafoneになって面白くないというか,サービスよくないね.やってることにポリシーがない.つまらん.くだらん.そろそろ携帯電話会社変えようかな,なんて浮気の虫も出てきちまう.

 どういう進行状況かわからんが,今日あたりでなにかが切り替わるので,一貫性のないVodafoneなら今までのメールが突然使えないようになってるかもと出会い系関連の業者が思ったのか,メールアドレスの取引が盛んなんじゃないかな.本日は出会い系のメールが相当数来ている.まぁ,Vodafoneが電話番号対策しても出会い系メールは死ぬほど送られてくるだろう.いや,Vodafoneだからこそ送られてくるような気もする.


November 12, 2003 17:18

 ここのところサーバー関連の設定で忙しい.毎日技術書を100ページ前後熟読しなければ仕事が進まないという状況が続いているが,ふと気がつけばこの1年弱で通算読書ページ数が5000ページを超えていた.その中では技術書も園芸書も聖書も良くわからない本も含まれているが,そこから得た知識の多いこと.この1年は得た知識の道程を記録しただけに,なんとも知識において実りの多い年になっているように感じる.記憶力が悪く,頭が良くないことは自分自身が辛いほどよくわかっているから,日々の努力を重ねなければ何も意味がないことになってしまうし,それを受容してしまう誘惑が大きいことが怖い.しかし,こうして客観的な数字として残ったものをみると,この1年のスキルアップがお客様の役に立ってきたことの裏づけにもなるので,次の瞬間にももっとがんばろうという気持ちになれる.見方を変えると無限地獄のような気もするが,そう感じないことに幸せな精神構造の実態をみる.

 今日はジョージ・ソロスが合衆国の民主党に500万ドルの献金をしたらしい.2004年のブッシュ再選を阻むための献金はこれで1500万ドル前後になるという.90年代タイに経済危機を直撃させた人物から見ても,現大統領が踊らされている方向性に危険を感じるらしい.合衆国自体の価値がなくなったら意味ないもんね.もっともだ.

http://www3.jfn.co.jp/soundsonstreets/mod/artistprofile/artistprofile_1_013.html


November 11, 2003 6:46

 出資法違反でその道の人達のコンピュータの世話や開発をしていた人が逮捕された.出資法違反とはどういうものなのかが,非常に具体的にわかった逮捕だった.

 知っているところでそういうのに関わっていそうなのがあるが,どうなのだろうか.そこにも若いのがいるけど,聞いた話によるとどうも踊らされているらしいので,まずそうだなと思ったりする.若いのは裏の話が読めないので余計に心配かもしれない.踏み込んだ倫理にもう少し強ければ,どの部分で法に抵触するのかわかりやすいところにいるのに,誤解や無理解をそいつ自身の目で明かそうとする努力を怠っていた.今はかつて本人を心から馬鹿にしていた連中に機嫌をとられていることに気づかずに生きているらしい.傍から見ると哀れだそうだ.でもいろんな努力を怠るのは,時に良いことかもしれない.なにせ気づけないのだから.

 ここのところ,難しい仕事が続く.自分のプライドと知力への挑戦だ.そう言えば聞こえは良いが,単にもっとがんばらなければいけない人間だということかな.

 11/9は選挙だったが三重2区は無風.春の選挙は緊張感があったが,今回のこの地区は投票率どうだったんだろう?3期目になる中川正春議員には国のためにがんばってもらいたい.


November 6, 2003 21:16

本日はいろいろな驚きを感じた.

K-1

元横綱曙が日本相撲協会を辞めてK-1に参戦するとのこと.非常にびっくりだが,力士時代の誰よりも礼節を重んじるあの態度と,圧倒的な力をもってすれば,新しい世界でも良い影響を周りに与えてくれるだろうと思う.

K-1もso-netで扱われるようになったみたい...なかなか歴史があったサイトだったと思うのだが,サーバー移転は結構さびしいものを感じる.

もうひとつの驚いたことは,本屋さんの盛況ぶり.午後3時過ぎに必要な技術情報の書籍を調べに宮脇書店に行ったら,駐車場が満杯でなかなか駐車できなかった.いったい平日の日中にこの人たちはどこから出てきているのだろうと思った.

そういえば2年ちょっと前に,仕事で関に行って,昼に芸濃ショッピングセンターでハンバーガーをネクタイ姿で食べながらベンチに座って知人に電話していたら,どうも仕事のない人に見間違われたみたいで,周囲の目から非常に哀れみを感じたことがあった.女子高生たちなどは近くを過ぎてから「かわいそう」とか聞こえないように(実際には聞こえているのだが)言われてしまった.まったく見当違いの同情なので,困惑したことを覚えているが,ひょっとすると今日の人たちは実際にそうなのかも...

不況も長いが,きっちり働く人間も少なくなってきたように思う.だから余計に人が雇われないのかとも思う.

本屋に人は多かったが,レジで買い物をする人間はそれほど多くなかった.気持ちの悪い世の中になったものだ.


November 5, 2003 0:35

http://miyazakimanabu.com/

えらくリニューアルしてる.

ついに30になった.

今日もウイルス駆除をしてきた.

Yahoo! BBのADSLモデムはなんだか調子悪かった.交換品の方がおかしかった.かなりいい加減だと思った.


November 2, 2003 13:15

 20代最後の日は,ここまでお客様のPCのバックアップ取りに費やされている.修復はできたけどDVD-Rに焼くためにB's Recorder GOLD5に登録するのに数時間かかってもまだだめ.CPUパワーが必要なのだろうかと思ってPentium4マシンにデータを移動してもやっぱり登録数が増えるにつれ,登録速度が鈍る.頼むから早く書き込みさせてくれ.ファイル数10万というのはやはり脅威だ.メモリもぜんぜん食ってないのに苦しんでいる様子を見せている.もっと効率よくメモリを使ってほしいものだ.ファイルのオープン・クローズだけで相当時間がとられているが,区切られている処理の単位は他のプロセスまで含まれているようだ.もう少し考えてデザインしてよと開発者に泣きつきたい.

 寝る前に登録をセットして,昼前に起きてまだ登録中というのにはショックだった.でも今考えると,そのまま続けていたらそろそろ終わりだったのかも.

 しかしP4マシンは速い.HTテクノロジは使われていないCPUだが,他のウインドウを動かすのに数分かかるといったことはない.メインのP3マシンでは,埒があかなかったので,やはりマシンを代えたのはよかったのかもしれない.

http://x51.org/ オカルトニュースがたくさんあるサイト.

楽しかった20代.最後は幸せな日々を送り,よい終わり方を迎えようとしているように見える.DVD-Rにデータが焼けたらよいのにな.


October 30, 2003 17:37

 パブリックドメインについて考える.ずっと残すべきものはなにか?うーん.


October 28, 2003 15:33

THE ENGLISH CLUB/有限会社ザ・イングリッシュクラブ

 ようやくサイトを作り直すことができ,恩師のLawrence先生に感謝の気持ちを贈れた気分.明るいページに生まれ変わって,商売繁盛が永久に続きますように.THE ENGLISH CLUBに栄光あれ.

 さて,仕事に行ってこよう.結構遠いぞ.


October 27, 2003 23:28

 今日は朝からいきなりアドレナリンが体にあふれた.近所のT字路で,90歳くらいのおばあさんが目の前をわたりきるのをじっと停車して待っていたら,おばあさんの後ろからほかの車がプレッシャーをかけたわけでもないのだが,突然一生懸命,手押し車の角度を変えながら急ごうとしだして,手押し車だけが進んでしまいおばあさんはついていけず,交差点の真ん中で倒れてしまった.

 反対車線の車に轢かれそうなので,急いでおばあさんを助けに行き,何とかおばあさんの安全を確保したが,結局おばあさんを助けに行ったのはひとりだけ.結構みんな冷たいなと思った.でもおばあさんが目の前で轢かれなくてよかった.

 車を置いて,おばあさんを誘導したり,手押し車に乗せて駅まで運んだり,家族を呼んでもらってなんとか家まで連れていてもらったりで,結構朝の忙しい大切な時間を失ったが,おばあさんの感謝の笑顔でそれはちゃら.

 昔,三重大学内でもトラックで紛れ込んできたおじいさんを保護したことがある.なんだかある程度年が行くと,ふらっと無謀な外出をしたくなる人が増えるみたい.

 でも感じるのは,その原因が単に年齢のせいだけでなくて,環境のせいでもあること.実際に外に出してもらえなくなって,体力と記憶力と距離感にずれが出てきていることに気づかせてもらえない環境に押し込まれているのが,老人の危険な外出の原因になっている気がする.

 最近は高齢者の方を子ども扱いする人が多すぎるように感じる.今日のおばあさんも家族の方には子ども扱いされていた.でも,きちんと聞こえるくらいの大きな声で話をすると,話題になるのは大人の話ばかり.しかもこちらのためになることをたくさん話してくれる.

 高齢者を子ども扱い,子供を馬鹿扱いするのが最近の風潮のように感じる.でもそれは大きな間違いだとはっきり言える.


October 26, 2003 18:53

 先日また後輩のひとりの問題行動を愚痴られてしまった.うちのお客さんとプライベートで仲のよい会社に出向しているみたいなのだが,どうも使い物にならないとのこと...やっていることは大体わかっているのだが,せめてやめさせられるときには異常なほど収集した少女の画像や動画を会社のPCから消し忘れることだけはやめてほしい...特定条件下でしか信頼できない後輩なので,このくらいしか期待ができないなぁ.あぁ,情けない.


October 22, 2003 7:11

 ここのところ日経新聞を毎日読んでいるが,やっぱり紙は邪魔だと思う.

http://www.nikkei.co.jp/

Web版では記事も少ないし,文章も新聞よりも少ないうえに段落の切り方がいい加減.挿絵もない.読み応えがない.紙面上での位置関係がわからないので,面白みにかける.昔の記事もどう読めばよいのかわからない.

 これらの不満を解消するようなサービスがあればよいのに.でもそうたいしたことではない投資でこれらのことは簡単に実現できるのに.組版完了時点からこのようなWeb版の作成に取り掛かることができるわけだから,印刷して配達しての時間を考えれば,紙媒体よりも早く読むことができるのに.もっと強引でもいい.紙面作成ソフトをそのまま閲覧用のPlug-inやActiveXにしてしまえばコストもぜんぜんかからない.

 ディジタルデータだから,ローカルでXMLに分解して,文字情報,画像情報,画像位置情報を組み合わせてダイナミックでかつ使いやすいインタフェースが簡単に作れるじゃないか.技術的にもたいしたことないし,予算があったら作らせてほしいくらいだ.

 こんなサービスが実現したら,定期購読代が紙媒体より高くても契約したいと考えている.


October 18, 2003 2:03

 スペインはイラクの復興資金に3億ドルの拠出を決めた.現在のレートで330億円.13日にイギリスは5億5000万ポンド.現在のレートで1020億円.イギリスはともかく,スペインまでが積極的に狙ってきている.3億ドルは少ない額ではない.10日にスペインの外交官がバグダッドで射殺されたが,ことの重要性を認識しているのか積極性に陰るところがまったく見えない.

 わが国,日本も首相が米ブッシュ大統領に会う前に大きな金額を準備していると聞く.しかし,どのような戦略でもってこの税金を使うのか.石油の利権,そしてOPECの団結を空虚なものにすることができるこのカードを単に見せかけの善意だけで捨ててしまわないように願っている.新聞やテレビなどのメディアから伝わるものは,不安を増大させるだけなのだが.合衆国にほめてもらいたいだけなら血税は使わないでほしい.


October 16, 2003 23:05

プーアプーおはじき

 おはじきなんてルールも知らなかったが...

 本日は鈴鹿の戦時中の話を聞く機会があった.鈴鹿市のあらゆる中心が神戸だったころ,当時の少年たちの人間関係がそのまま現在の政治的な流れを作ってきたことも知ることができた.50年程度前の話でも,人が生きている限り繋がりは根強くあるのだということを強く感じた.と同時に鈴鹿市の土木にまつわる病巣も深いと思わざるを得ない.市民の関心によって悪の木の幹は切り倒されるが,市民の無関心によってその切り株から出た新しい芽をすくすくと成長させてしまう.男女の間柄のことではないが,思わず"same old stories..."と吐き捨てたくなる.しかしそのままにはさせたくないところだ.


October 16, 2003 2:11

 三重大学の新学長に医学部の豊田教授が選ばれました.前学長も医学部出身だったため,かなり長い期間,医学部系が続いています.学長選の経過については今のところ何も知りませんが,またいろいろ探ってみます.どこの組織票が動いたとか.でも,おそらく前学長の時と同じような経過だったのではないかと勝手に推測しています...

 母校の鈴鹿高専も新しい校長になりました.面識はまだありません.

 三重大学も鈴鹿高専も半年後には法人化されてしまいます.いきなり新しいトップ2人の手腕が組織の生死にかかわってくるわけですが,私自身はこの時期のトップ交代はよいことだとは思えません.というのも前任者からの引継ぎ書類が法人化関連だけで異常なほどのとんでもない量だからです.半年はあまりにも短すぎる...選挙を半年ほど早めて,引継ぎを綿密に進めていくのがベスト...かな?とにかくとんでもない時期ですが,2人には是非とも死力を尽くして三重県の高等教育機関を守り,皆の目標となる機関に高めていってもらいたいものです.がんばってください.


October 14, 2003 2:33

JANJAN http://www.janjan.jp/

 JANJANをトップメニューに追加.記者クラブ廃止を唱えた人が新聞業界引退後に開いたサイト.記者は自薦の民間人で,形式にとらわれない自由な視点からの記事が興味深い.さらに発展してほしいものだが,資金運用がやっぱりきついらしい.

このコメントはこのページで使う初めての日本語...


Last modified: April 28, 2004